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ガータースネークの飼育方法を【飼育・用語・餌・繁殖・MORPH】に分類して掲載。

餌の与え方と量

ガータースネークの場合、餌がメダカや小赤ということもあり水入れの中に入れておけば捕食する姿を見ることが出来ます。
ピンセットなどから食べない場合はこの方法で大丈夫です。

マウスに餌付いている場合はいいですが、そうでない場合マウスを差し出しても食べないことがあります。
その時はマウスに魚の臭いを付けて与えます。
それでも食べない時はまた魚を与え、臭いを付けたマウスを与える過程を切り替わるまで繰り返します。

メダカや小赤、コオロギなどしか食べない場合、サプリメントで栄養の補強をします。
マウスに餌付いている場合は必要ないでしょう。


マウスなどの餌は、大抵冷凍された状態だと思います。
それを解凍するわけですが、ぽちゃんとお湯の中に入れて温めます。
これは個体差があるので一概には言えませんが、マウスの臭いが消えると食べない個体もいるので、その場合は小さいチャック付きの袋に入れてそれごとお湯に浸けて解凍します。

あくまで解凍なので茹でないように温度を調節しましょう。
数によりますが、1,2匹であれば40~50度ぐらいのお湯でいいと思います。

与える前に必ずマウスの腹部を触って、中まで温まっているか確認します。
外側だけ温まって、中が解凍出来ていないと吐き戻しの原因になることがあります。

完全に解凍できたら、温かいうちに与えます。
マウスの首あたりをピンセットで掴んで、蛇の近くに差し出して反応をみます。
しきりに舌を出し入れするようなら顔の近くにそっと持っていきます。
大体はここまでくると蛇の方から近寄ってきて鼻先から銜え込むのですが、それで食べなければケージ内に置いて蛇が勝手に食べるのを待つ事になります。
置き餌でないと食べない個体もいるので、ここは我慢です。


どれぐらいの量を与えればいいのかというと、アダルトだからマウス何匹とかいうのはありません。
これも個体差で変わってきます。

1匹で満足することはないと思いますが、何匹あげればいいか分からない時は、最初に食べるだけ与えて次回からはその時の8割から半分ほどでいいとされています。
毎回お腹いっぱい食べさせる必要はありません。

餌のサイズアップは楽に呑めるようになったら次のサイズへと変えていくのがいいと思います。

与える間隔は、マウスに餌付いていれば、ハッチリングからイヤリングサイズまでは週に2回、イヤリングサイズからアダルトまでは週に1回、それ以降は10日に1回ぐらいです。
マウスに餌付いてない場合はすぐに痩せてきてしまう傾向があるので毎日与えます。

脱皮後や出産直後などは体力を消耗しているので多めに与えたり、クーリング前やクーリング開け、ハッチリングのサイズなどで給餌量・大きさなどが変わってきますので、個体にあったサイズ・量を見極めることが必要になってきます。


アダルト個体に頻繁に給餌をしすぎると、肥満や最終的には寿命を短くすることになるので注意が必要です。

また、同じケージで多頭飼育する場合、給餌の時は別々にして与えたほうがいいでしょう。


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